創世記 1:14c

ヘブライ語本文・語彙および文法分析

לְהַבְדִּיל בֵּין הַיּוֹם וּבֵין הַלָּיְלָה וְהָיוּ לְאֹתֹת וּלְמוֹעֲדִים וּלְיָמִים וְשָׁנִים׃

ヘブライ語 カタカナ転写 品詞・語形 語義 解説
לְהַבְדִּיל レハヴディール בדל のヒフィル不定詞構文 分離する、区別させる 目的を表す不定詞。ヒフィル態により、 神が能動的に秩序を設定することを示す。
בֵּין ベーン 前置詞 〜の間に 関係的区分を示す語。
הַיּוֹם ハヨーム 定冠詞付き名詞 光によって規定される時間領域。
וּבֵין ウヴェーン 接続詞+前置詞 そして〜の間に 昼と夜の相補的秩序を示す。
הַלָּיְלָה ハライラー 定冠詞付き名詞 被造秩序に含まれる夜。
וְהָיוּ ヴェハーユー 完了形 3人称複数 そして〜となる 結果・機能を表す。
לְאֹתֹת レオートート 複数名詞 しるし 神的意味を指し示す徴。
וּלְמוֹעֲדִים ウレモアディーム 複数名詞 定めの時 祭儀暦的語彙。
וּלְיָמִים ウレヤーミーム 複数名詞 日常時間。
וְשָׁנִים ヴェシャーニーム 複数名詞 時間構造の完成単位。

要約(神学的観点)

本節において、天体は神格化されることなく、 時間秩序を担う機能的存在として描かれている。 「しるし → 定めの時 → 日 → 年」という配列は、 聖なる時間から日常時間への展開を示し、 時間そのものが神の創造秩序の一部であることを明確にする。